青森県内は津軽を中心に積雪が急増しています。青森や弘前などでは平年の2倍近くとなったことで流雪溝に雪が詰まり道路が冠水するなどの雪害も発生しています。
11日午後5時前、青森市の住宅街で道路が冠水しました。
※須崎蓮記者
「青森市桜川です。交差点で排水溝に雪がつまり、水かさはくるぶしほどの高さまで増しています」
短時間に降った大量の雪を周辺住民が一斉に除雪し流雪溝に流したため、水の流れがせき止められてあふれたと見られています。
冬型の気圧配置の影響で県内は津軽を中心にきのうから積雪が急増。各地で積雪が平年の2倍に迫っています。一時、積雪が128cmになった青森市では日に数度の雪かきが必要な状況です。
※青森市民
「(雪かきを)3回か4回やってる。やってる最中にまた積もっちゃうからね。いや、早く雪降らないで欲しいですよ。」
県内は12日の日中、5℃から7℃まで気温が上がる予想ですが、その後、数日単位でくり返し冬型の気圧配置となる見込みです。
この冬、県内では除雪作業中の事故などで9人が死亡、145人がけがをしていて引き続き屋根からの落雪やなだれなどに注意が必要です。