青森地方気象台はけさ、八甲田と岩木山で「初冠雪」を観測したと発表しました。
※レポート須崎蓮記者
「初雪が観測された八甲田にきています。笹の上にうっすらと雪が積もり、山頂付近は一面白くなっています」
青森県内でも聞こえてきた冬の足音。強い寒気が県内の上空に流れ込んだ影響で、6日朝は県内の10の観測地点で今シーズン一番の冷え込みとなり、青森地方気象台は、6日午前9時ごろに八甲田で初冠雪を観測しました。去年より11日早く、この10年間でも2番目に早い初冠雪。八甲田ロープウェー山頂公園駅の周辺では紅葉を目当てに訪れた観光客が氷点下の寒さに身をふるわせながらも久しぶりの雪景色を満喫していました。
※新潟県から来た人は
「新潟県民きれいですね。今年初めてだし、下と上でだいぶ景色が違うので楽しませてもらってます」
※岡山県から来た人は
「紅葉はちょっと早かったけど、雪景色が見られたので最高です」
※東京都から来た人は
「(雪は)ちょっと早かったかな。でもいいんじゃないの、また冬に来られる」
また、6日は岩木山でも去年より11日早く、初冠雪が観測されました。8合目では、山頂に向かって雪化粧が徐々に濃くなる様子を見ることができます。
※地元の人は
「本当に寒いね。ズボン下履いている。長袖も着ている、万全の冬準備しようかと思って」
青森県内はこれから、日増しに寒さが厳しくなり、季節は秋から冬へ駆け足で過ぎていきます。