あす2月8日は「針供養の日」とされています。
青森市内でファッションを学ぶ専門学校の学生たちが、日頃の感謝を込めて使えなくなった針を供養し、裁縫技術の向上を祈りました。

青森市の青森中央文化専門学校では、創立した1946年から毎年「針供養」を行っています。

8日の針供養の日を前に平日の7日、専門学校の学生が折れたり曲がったりした針、755本をやわらかい豆腐に刺して供養しました。

青森中央文化専門学校 大谷采楓さん
「衣装製作に欠かせない『待ち針』や『縫い針』に感謝の意を込めて供養させて頂きました。将来はファッションに携わっていきつつ、自分のやりたいことも叶えていけたらいいなと思っています」

こちらでは、針供養の日は一日針を休め、針を使う実習もお休みとしています。

参加した学生は「針も自分もいたわりながら、また明日からがんばりたい」と話し、使ってきた針に感謝するとともに、学ぶことへの気持ちを新たにしていました。