青森県むつ市は、過去最大規模となる総額約409億円の新年度当初予算案を発表し、保育園などに通っていない3歳未満の子どもが保育園などを一定時間利用できる事業が盛り込まれました。

むつ市の新年度当初予算案は、409億1700万円で2023年度の予算案を4億1500万円上回り、過去最大となりました。

2024年9月、中間貯蔵施設に使用済み核燃料が入ったキャスクが搬入されたことを受けて、課税が始まった核燃料税の収入分が初めて盛り込まれています。

新たな事業としては、3歳未満で保育園などに通っていない子どもが、月10時間まで幼稚園や保育園などを利用することができる事業や、バスやタクシーの運転手不足により、公共交通の維持・確保が厳しくなっていることから、自動運転による路線バスの導入を見据えた実証実験事業などが盛り込まれています。

むつ市の来年度当初予算案は、18日に開会する市議会定例会に提出されることになっています。