3月に卒業する予定の高校生に対する青森県内の求人倍率は去年12月末時点で4.09倍でした。去年同じ時期を下回ったものの統計を取り始めてから2番目に高く、企業の人手不足が続いています。

青森労働局によりますと県内で3月に卒業を予定している高校生のうち、県内就職を希望する生徒は1113人で、これに対して県内企業の求人数は4552人でした。

この結果、求人倍率は4.09倍で、前の年の同じ月と比べて0.22ポイント下回りましたが、1993年に統計をとり始めてから2番目に高くなりました。

青森労働局によりますと、高校生の県内の求人倍率はコロナ禍からの回復を受けて過去最高となった去年の同じ時期からは下がっているものの、依然として建設業などで人手不足の状況が続いているということです。