伐採には“きっかけ”があった

伐採されるのは「文芸のこみち」の遊歩道の4分の3ほどと、道路をはさんで反対側のエリア、あわせて530mほどです。きっかけとなったのは、この場所で2023年10月に倒木があったことでした。


木の高さは10m以上ありましたが、遊歩道上に倒れたため、けが人や住宅への被害はありませんでした。これを受け、青森市は今年度、約780万円の予算で整備することを計画しました。

青森市公園河川課 嶋守亮 課長
「高い木は、このエリアで高さ18m。建物だと5~6階の高さまで成長しています。実際に倒れてきた場合、かなり被害も想定されますので、遊歩道の利用者の安全性を考慮して伐採することになりました」
もう1つ、市があげているのは植樹から40年以上経ち、管理が次第に難しくなってきていることです。