「JAXAから受注したことがありまして…」
宇宙スケールの事業にも協力経験があった『カウントボード』の製造元

ボードを作っているのは、町内でLEDの製品などを作っている団体「Sayer(セイヤー)」の代表理事・橘 昭彦さんです。橘さんは団体の前身となる電子製品の製造会社で、カウントボードにも使われる照明装置の製造技術を活用し、宇宙スケールの事業にも協力した経験があります。

Sayer 橘 昭彦 代表理事
「JAXAから受注したことがありまして、宇宙空間(の実験)でLEDを点灯させたいという要望で、実際に実験の結果『成功した』という連絡をもらいました」
橘さんは、15年ほど前からカウントボードを製造していて、全国200か所以上の野球場に納品。町の返礼品募集に応募してみたところ採用されました。

町は話題性を重視して決定したため、申し込みがあるか未知数でしたが、2023年11月に初めて寄付金額60万円の申し込みがありました。