「利益なくなる…」青森市の人気ラーメン店ではさらに負担が深刻

青森市のラーメン店「麺山」です。

麺山 太田 真 統括マネージャー
「年間10トンくらいのコメを消費してますので、(コスト増加は)約200万円という数字が出ています。利益がなくなる、もしくは赤字になるという…。完全に死活問題なので、黙っているわけにはいかないので…」

店では創業した時からライスの無料サービスを行なっていて、客が自由にコメをよそうことができるようにしています。そのコメは、10月入荷する予定の新米から約8割の値上がりを見込んでいます。このため、店では様々な対策を行なっています。8月末から営業時間を5時間延長し売り上げの増加に努めるほか、食材も見直しをしていますが、コストの増加は経営努力で補うのは難しいといいます。

麺山 太田 真 統括マネージャー
「部活が終わった後とか、みんなにお腹いっぱい食べてもらいたいという想いで、始めたサービスなので、このサービスだけはなんとかやめずにやっていきたいというのが本音ですけど…。もう背に腹を代えられない状況になっています…。」

コメの品薄は解消しつつあるものの、新米の高騰という新たな問題となり、深刻さを増し始めています。