価値観変えてくれたのは友人「真面目に生きるだけが正解じゃない」

中村聡実さん
「中学校でも1年生の頃は生徒会に入っていましたけど、バスケ部で出会った友だちから影響を受けて、その子はすごく自由にいろいろ発言・発信する子だったんです。そういう子と一緒に3年間を過ごした中で、真面目に生きるだけが正解じゃないなって思えてきた」

そこから、何事も真面目に取り組みながらも、遊び心のような余裕も持つようになった。さらに元々旺盛だった好奇心で、青森から東京の大学へ進学。
中村聡実さん
「やっぱり自分自身すごくチャレンジが好きというか、いろんなことに飛び出していきたい性格だったので、まずは東京の生活もしていきたいなっていう思いでチャレンジしました」

大学で勉強したのは、経営学。さらにゼミでは、今につながる人事・労務を学んだ。卒業後は広告代理店で営業の仕事をしていたが、30歳手前にして、自分の人生を改めて考えたときに、ずっと興味のあった“人事”という言葉が浮かび、転職を決意する。