今後の見通しについて、吉田さんに教えていただきます。
現在前線が朝鮮半島を通って日本海北部、北海道方面にかかっています。この活発な雨雲が青森県にかかってきます。
9日の予想天気図を見ていただきますと、青森県の近くに前線が停滞。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みますから、前線の活動が活発になり、大雨の恐れが出てきたんです。
降る量の見通しですけども、気象台から大雨と雷突風に関する青森県気象情報が発表されました。
非常に激しい雨1時間50ミリ。マンホールが溢れるとか側溝が溢れる、道路が川のようになるような雨の降り方です。1時間50ミリの雨を伴って雷を伴って多いところで9日の夕方、津軽で200ミリ、下北で180ミリ、三八上北で150ミリと、8月3日の雨は一日で降った量が185ミリっていうところがあったんですが、津軽の一部ではそれを上回る雨の降る予想となっているんです。

さらに10日にかけてプラス100~150、あるいは50~100ミリが予想されてるという状況になっていまして、今回の雨は前回よりも長く多く降る可能性が出てきました。

大雨災害、雷に注意、新たな災害に警戒が必要です。雨への備えを万全になさってください。