金谷さんが感じた 災害が発生時の「人手不足」

青南病院・金谷侑看護師
「お話しできて、悩みだったりとか思いを送出する場ができたということで、そこに感謝の言葉をいただいたりとかありました。サポートしている避難所のスタッフの方々だったり、ボランティアに来ている、その他の団体の方々も長い期間ずっとそこにいっぱなしで対応しているので、ストレスだったり精神的な疲労がたまっていたと思います」

金谷さんを含めて「DPAT」は、全国各地から派遣され、これまでにのべ191の隊が現地で活動してきました。
ライフラインの復旧の遅れや、被災者に必要な支援物資が届かないなどの課題とともに、金谷さんは今後の復興に向けては人材の確保が必要だと痛感したといいます。

青南病院・金谷侑看護師
「やはり様々な地域だったり、広い範囲で十分な救護活動をする隊が少なかったと思うので、マンパワーの不足を感じました」

こうした災害が起きた際の「人手不足」を補うため、太平洋側の巨大地震を想定して八戸市では対策を進めています。