新潟市の新年度の当初予算案が発表されました。能登半島地震からの復旧事業も盛り込まれ、一般会計の総額は過去最大の4185億円です。
15日に発表された新年度の新潟市の当初予算案。一般会計の総額は4185億円で、今年度と比べて208億円、率にして5.2%増え、過去最大となりました。

新潟市 中原八一市長
「都市の活力向上と住民福祉の向上の好循環を作り出すことで『選ばれる都市 新潟市』を実現し、本市の明るい未来を切り開いていきます」

能登半島地震からの復旧と防災に118億円を計上。液状化被害などの全体像を把握するための基礎調査や避難所のキーボックス設置の費用に充てます。
子育て支援では、産後2回の健康診査の費用の助成や『にいがたっ子すこやかパスポート』の対象年齢の拡大に取り組みます。

このほか、新潟ラーメンの魅力のプロモーションなどに2000万円を充て、食を使った交流人口の拡大を図ります。
新年度当初予算案は、21日に始まる2月市議会で審議されます。