ニュージーランドの先住民族マオリの人々が照屋副知事を訪ね、沖縄とマオリの交流を深めていくことを確認しました。

県庁を訪れ、伝統的な芸能「ハカ」を披露したのは、ニュージーランドの先住民族マオリの人々です。

マオリの人々は、ニュージーランド政府の国際交流事業の一環で日本各地を訪れていて沖縄には1週間あまり滞在し、沖縄戦や基地問題について学んだり、県民と交流することになっています。

照屋副知事と面談したマリアン・ルリさんは、ヨーロッパ人に土地を奪われてきたマオリの歴史を沖縄と重ね、沖縄の基地問題について「沖縄が自治を確立していくことはマオリの私たちの戦いでもある」と述べました。

県からは紅型の風呂敷が、マオリからは「正しい決断ができるように」という意味が込められた絵画が贈られ、今後の交流を約束しました。