新潟県の新年度の当初予算案が発表されました。一般会計の総額はおよそ1兆2900億円で、引き続き子育て支援に重点が置かれています。
【花角知事】「新潟県が選ばれるように、『住んでよし、訪れてよしの新潟県』づくりを積極的に推進する予算」

新潟県の新年度の一般会計予算案は総額1兆2872億円。

新型ウイルスの対策や県央基幹病院の整備が終わったため、今年度と比べて4.1パーセント減りました。
最大の課題である“人口減少”への対応として、引き続き子育て支援に力を入れています。

空き家をリノベーションし子育て世帯に販売する事業者に補助金を出す「にいがた安心こむすび住宅推進事業」を新たに創設。およそ1億6000万円が充てられています。

また、およそ3200万円を計上し、東京圏から県内に移住する子育て世代への新たな支援金制度も創設します。

さらに、私立高校に通う生徒に対する学費の補助に1億2400万円を計上しました。

そのほか、地震からの復旧や物価高対策など足元の課題にも対応します。予算案は19日に始まる2月県議会で審議されます。