発生直後から能登半島地震の被災地に入り、行方不明者の捜索などに当たった鳥取県警察本部の部隊が、13日、平井知事に活動報告をしました。
鳥取県警からは1月4日以降、5つの部隊、50人以上が、順次石川県の被災地に入り、行方不明者の捜索や被災地の警備・防犯活動、また、道路で災害対応車両を優先的に誘導するなどの活動に当たっています。
地震直後に珠洲市に入った緊急援助隊警備部隊は、生存率の分かれ目となる時間が迫る中、倒壊した家屋の下などで懸命に行方不明者を探しました。
広域緊急援助隊警備部隊矢代光警部補「すぐに救助しないと命の危険性が増すと言われておりますので、迅速にかつ的確に部隊活動ができるように、決められた地区を訪問して一軒一軒漏れのないよう活動を行いました。」
被災地では、住人が避難し留守となった民家を狙う空き巣や家の修理など弱みにつけこんだ悪質商法などが危惧されていて、「家に鍵が掛けられず不安」などという声も、寄せられているということです。
鳥取県警は、今後も被災地の支援を続けていくことにしています。
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