リスクを下げる3つのポイント「長期」「積立」「分散」

投資というと、元本割れのリスクもあるので、心配で踏み出せないという方もいますが、そのリスクを下げるためには、どんなことに気をつければいいのか。ポイントを「長期」「積立」「分散」の3つにまとめました。

①「長期」 頻繁に売買せず、長く保有すること
➁「積立」 決まった金額を続けて投資すること
③「分散」 複数の資産に分けて投資すること


この3つのポイントが重要になってきます。

13日の株価は、バブル後最高値を更新したなど“株高の状態”ですが、今から始めていいものなのか。国は貯蓄から投資へ先導する形をとってます。「国が」というのがポイントですが、国に惑わされてはいけません。経済アナリストの森永康平さんに聞きました。

「NISA」の格言
①得もするけど損もする
投資にはリスクがあることを忘れないでくださいということです。例えば国がサ ポートしているので、利益も大きいんじゃないかと思う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
➁損しても国は助けず
自己責任である自覚が大切だということなんです。損をしても国がやっているんだから国が損失を補填してくれるんじゃないかと、勘違いしている人もいるようなんですが、そんなことはありません。国は助けません。
③利益は20年先と思え
例えばNISAを始めて1、2年で利益が出たら、それはラッキーだと思ってくださいということなんです。浮き沈みがあって、長いスパンで見る長期的な視点が必要です。

1月からのNISAの変更で、非課税になる限度額を増やしたり、期限をなくしたりと、国がここまでNISAを推し進めるワケはなんなのか。

森永さんは、“国のホンネ”についてこのように話していました。