職員2人が逮捕された、岐阜のグループホーム。施設管理者の女性が「日頃から入所者へ手を上げる場面があった」と証言しました。

(柳瀬晴貴記者)
「暴行事件が相次いで発覚したグループホームです。こちらでは重い認知症や寝たきりの利用者が暮らしていたということです」

玄関前に雑然と置かれた車イスに、野ざらしで積まれた野菜。静かな住宅街の一角にある羽島市のグループホームで、複数の職員による暴行が明らかに。

けさ送検されたグループホーム幸の里の施設長・大塚律代容疑者72歳は、ことし9月、女性入所者(72)の顔や足を叩くなどした疑いがもたれています。

この施設では実は、先週も別の介護士の女が、入所者3人に暴行した疑いで逮捕されていました。