もうすぐ「土用の丑の日」です。うなぎが高騰する中、価格を抑えるためにとっておきのシステムを導入したうなぎ店があります。

■「土用の丑の日」前にうなぎ高騰!老舗店はどうする?



7月23日は「土用の丑の日」。しかし、うなぎ店では・・・

川豊本店 伊藤小澄店主
「だいぶうなぎの仕入れ価格が高騰しております」

明治43年創業、千葉県成田市の老舗「川豊」。仕入れ値は2021年と比べ1.2~1.3倍ほど値上がりしているといいます。

伊藤店主
「シラスウナギが採れないということが、夏、皆さん召し上がる時期にどうしてもうなぎが足りなくなってくる原因だと思いますね」

さらに、タレの材料や燃料なども値上がりしていて苦況に。それでも、お客さんに喜んでもらいたい思いから赤字覚悟で値上げはしないと決めました。

■「愛着が湧いてきて数倍おいしく…」価格抑えるため“セルフ焼き”!?

仕入れ値が高騰するなか、2022年2月にオープンした横浜市のうなぎ店「炭火焼鰻 野沢屋」では価格を抑えるため、とっておきのシステムが!それは・・・

なんと“セルフ炭火焼き”!?職人が焼くのではなく、自分で焼くスタイルなんです。

炭火焼鰻野沢屋 本田明日雅店長
「自分で焼けば焼くほど愛着が湧いてきて数倍おいしくなる。そこが一番いいと思います」

大人気の「炭火焼鰻定食」は、うなぎ1尾が入って2980円。自分で焼いたうなぎのお味は・・・?

お客さん
「おいしい!ここのうなぎ食ったら、よそのは食えない」


土用の丑の日に期待をしているといいます。