今年の夏に開催されるパリ五輪の女子7人制ラグビー日本代表候補として活躍が期待されているのが、24歳の新潟市秋葉区出身の原わか花(はら・わかば)選手です。“競技人生の集大成”として挑むという大会への思いを取材しました。

3大会連続でオリンピック出場へ“サクラセブンズ”

7月に開催されるパリオリンピックに3大会連続で出場を決めている女子7人制ラグビー日本代表「サクラセブンズ」。メンバーは埼玉県熊谷市で強化合宿を行い、9日、その練習風景が報道陣に公開されました。

そこで軽快な動きを見せていたのが新潟市秋葉区出身の原わか花選手(24)です。原選手は、新潟市立新津第二中学校を卒業後、島根県のラグビー強豪校・石見智翠館高校(島根県)に進学し、ラグビーを始めました。

7人制ラグビーは、15人制ラグビーと同じ広さで行われます。

そのため体力はもちろん、スピードも重要なのが7人制ラグビー。広いコートで絶え間なくダッシュが繰り返され、その激しい運動量から「究極の鬼ごっこ」とも例えられます。