地震で深刻な打撃を受けた地場産業を応援しようと、タイでも支援の輪が広がっていてます。
タイの首都バンコク。日本の企業などが出展したイベントに石川県の企業も参加していました。
「復旧に向け最善を尽くしています」
多くの人が試食していたのは、七尾市に本社を置く水産加工メーカー「スギヨ」が製造したカニカマです。
「とても柔らかいのでタイ人にも好まれますよ」
スギヨは地震で七尾市の3つの工場が稼働停止となり、被害額は最大20億円に上る見通しです。
近年は海外展開を本格化させようと動いていましたが、新型コロナの影響や中国の禁輸措置、そして、今回の地震と“三重苦”に直面しています。
スギヨ 海外事業推進部 間宮悠さん
「こういう時こそ、力を合わせて前を向いていければと頑張っています」
一方、支援の輪も広がっています。
記者
「バンコクの量販店では能登応援フェアが開かれています」
鮮魚店に並ぶのは能登の海の幸。多くの客が買い求めていました。
CP魚力 チャトゥポン 現地代表
「食だけでなく、石川県の魅力や人気スポットなどを紹介することによって観光を支援したいと考えています」
この鮮魚店は石川産の海産物を取り扱う店舗を増やすことを検討していて、「一日も早い復興を祈っている」と話しています。
注目の記事
「こんだけ出すから後は頼む」初任給は42万円、年収は100万円アップ 大胆な経営戦略で倒産の危機から売上4倍のV字回復 山梨・フォーカス

恒星間天体「3I/ATLAS」が「急激に明るく…」なぜ? 水やCO2を放出し高速移動…太陽系外から飛来した天体の謎

中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影









