松山市にとって懸案となっている中心部の再開発が1つ、動き始めました。伊予鉄道の松山市駅前に広場を整備する工事が8日夜、始まりました。これから市駅前は、どう変わるのでしょうか?
工事は、銀天街側のロータリーにある「坊っちゃん広場」で始まりました。8日夜はまず、重機を使って坊っちゃん広場のベンチを解体する作業が行われました。
再開発によって、郊外電車と市内電車の乗り換えをスムーズにできるようにするほか、新たな交流広場を設ける計画です。
工事は、午後9時から午前6時の夜間に主に行われ、2026年の秋ごろ完了する予定です。
では、市駅前広場の完成予想図はどうなっているのか。

計画では、市内電車の乗り場を南側に移し、道路を横断せずに郊外電車との乗り換えができるようになります。

また、新たな交流広場が設けられます。広場には緑の植物が敷かれ、イベントを開くこともできる空間に生まれ変わる想定です。一方で、車両は、東の銀天街側と西の花園町側の行き来ができなくなります。