自民党は派閥の裏金事件を受けた関係議員らへの聞き取りを終えました。ただ連日、野党からの追及を受ける盛山文科大臣に旧統一教会との新たな接点が浮上するなど、党の調査を疑問視する声も上がっています。

旧統一教会との関係をめぐり、推薦確認書へのサインはあったのか、なかったのか。日々答弁が迷走している盛山文科大臣にきょうも野党の追及が続きました。

立憲民主党 渡辺創 衆院議員
「(盛山大臣の)予算委員会での答弁は『覚えていない』が『うすうす思い出してきた』になり、今度は『正直覚えていない』と変遷をしています。本当はどうなのでしょうか」

盛山正仁 文科大臣
「はっきり覚えていないというのが、私の今の認識でございます。写真が提示されまして『そうだったかもしれません』というふうには申し上げましたけれども、明確に覚えているものではありません」

きょうは新たに、2021年の衆議院選挙で旧統一教会の関連団体の集会に出席し、それをおとといになって自民党に追加で報告したと明らかにしました。

「政治とカネ」の問題をめぐっても野党側は、二階元幹事長に5年間でおよそ50億円渡されていた「政策活動費」が適正に使われていたのか、岸田総理に確認するよう迫りました。

立憲民主党 渡辺創 衆院議員
「岸田総理が火の玉になって、二階元幹事長に『きちんとなされていますね』って一言、言うことすら出来ないんですか?そんなことでこの国の難局を、リーダーシップを持ってやっていけるんですか?」

岸田総理
「従来のルールに基づいておこなわれているわけでありますから、このルールを変えるというのであるならば、是非、各党各会派共通のルールを定めるということで議論をするべきだと」

二階氏への聞き取りについて言及を避けた岸田総理。

一方、自民党はきょう、政治資金収支報告書への不記載が明らかとなっていた安倍派や二階派の議員らおよそ90人のヒアリングを終了したと明らかにしました。

また、党所属の全国会議員を対象に収支報告書への不記載がなかったのかを聞いたアンケートについても全て回収したとしています。

来週14日の衆議院予算委員会までに野党側に報告する考えですが、自民党内からは…

自民党中堅議員
「盛山大臣みたいに後出しで報告するケースもある。裏金事件のヒアリングやアンケートだって、後から報告する人が出てくるだろう」

党の調査を疑問視する声も上がる中、国民の信頼は取り戻すことが出来るのでしょうか。