2月10日は旧暦の1月1日、旧正月。9日は大みそかにあたる「トゥシヌユール」です。旧暦の文化が残る糸満市の市場は、食材を買い求める客で賑わっています。

旧正月をあすに控え、糸満市の公設市場では、朝はやくから、豚肉やかまぼこ、屋敷の前に飾る門松などを買い求める客で活気づいています。

買い物客
「夜は肉汁を供えるから。食べに来る人はいっぱいいるけど、手伝う人はいないから大変です。皆が健康で良い年になりますように」
「中身から三枚肉からロース肉買った」
Qやっぱり旧正は大切ですか?
「大切ですよ。門松もやるしね!糸満すごいよ」

精肉店では、中身汁用の中身を洗ったり、豚肉を処理したりと、作業に追われていました。

精肉店の店主
「みんなが健康で長生きして旧暦文化を大切にしてほしい。全部旧暦に合わせているわけ。満ち潮とか。海人の町だから旧暦に合わせないと仕事が出来ない」
Qいつもよりどれくらい忙しい?
「10倍くらい忙しい。もう疲れたさ、後は今日の夜は酒!」

糸満市の公設市場は10日午前まで、この賑わいが続きます。