インフルエンザの流行が拡大しています。県内では先月25日以降インフルエンザ警報が発表されていますが、県は9日にインフルエンザ警報の継続を発表し、感染予防を呼びかけています。

県によりますと今月4日までの1週間に県内54か所の定点医療機関で確認されたインフルエンザの患者数は2214人で、1医療機関当たりでは41.00人となり、前の週からおよそ29%増加しました。

警報を出す基準を大きく上回る流行拡大で、1医療機関当たり60.00人の患者報告があった八重山保健所管内では、警報の倍の水準となっています。

ウイルスの型別ではことしに入って増加したB型の感染が7割を超える傾向にあり、年齢別では5歳から14歳の子どもの感染が6割近くを占めているということです。

こどもを中心とした流行によって、県内では、小・中・高校の78クラスで学級閉鎖、学年閉鎖は13件、中学・高校の休校も2件発生しています。

これから受験を控える子どもたちもいます、こまめな手洗いやマスクの着用など感染予防策を徹底していきたいですね。