2戦合計で1点でも上回れば出場権が確定する北朝鮮との文字どおりの一騎打ち。チームを率いる池田太監督は「女子サッカーの発展にとって重要な位置づけ(の試合)。覚悟を持って戦いたい」と熱い決語を示しました。
注目のメンバーには、去年のワールドカップで活躍した選手を中心に選出。関西からは、INAC神戸レオネッサの主将・田中美南選手、皇后杯でも優勝に大きく貢献した守護神・GK山下杏也加選手が選出されました。けがのため離脱を余儀なくされた宮澤ひなた選手(マンチェスター・ユナイテッド)、猶本光選手(三菱重工浦和レッズレディース )がメンバーから外れる中、WEリーグカップや皇后杯で奮闘したサンフレッチェ広島レジーナから上野真実選手、中嶋淑乃選手が選出されています。
24日(土)の第1戦は、北朝鮮のホーム、平壌(ピョンヤン)での開催が予定されていましたが、選手の安全面の確保が難しいとして、AFC(アジアサッカー連盟)から北朝鮮に対して中立地での開催を提案。現在も会場は未定のままです。28日(水)に行われる第2戦は、国立競技場での開催。両チームの合計得点が同じ場合は、そのまま延長戦。延長戦でも決着がつかなかった時は、PK戦に突入します。2004年、同じ北朝鮮を相手に国立競技場でアテネオリンピックへの出場を決めて、その後の躍進につなげていったサッカー女子日本代表。なでしこジャパンの未来をかけた戦いが始まります。














