中国「春節」日本への影響は限定的
こうしたなか、かつてインバウンドをけん引した中国はまもなく大型連休「春節」を迎えます。今年は過去最多の延べ90億人が移動すると予想されていますが、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんは日本への影響は限定的だと分析します。

(航空・旅行アナリスト・鳥海高太朗さん)「日中間の航空機の路線についても、まだコロナ前の5割から6割程度の便数にとどまっているという状況。中国人のこの春節期間における入国者数というのは個人旅行客が中心で、コロナ禍前の半分程度になるというふうに思われます」
ショッピングセンター「ゆめタウン別府」では2月6日に中国の団体客が訪れましたが、数か月ぶりといいます。
(ゆめタウン別府・阿波陽介テナント次長)「爆買いはまだ見られないが、中国本土の人が動き始めたら多少あるのかもしれない」
(航空・旅行アナリスト・鳥海高太朗さん)「旅行の中での体験型、いわゆる欧米と近い旅行スタイルをする中国人が増えています。大分県の温泉というのは非常に魅力的なコンテンツになので、この温泉をめがけて訪れる外国人にも期待できる」