閉店した高知県越知町の製菓店の「揚げまんじゅう」が地域おこし協力隊によって復活しています。
こちらが復活した「揚げまんじゅう」です。

たっぷりの砂糖を降りまぶした衣の中には白あんがギュッと詰まっています。
この揚げまんじゅうをよみがえらせたのは越知町で地域おこし協力隊として特産品を開発している埼玉県出身の清水香(しみず・かおり)さんです。

揚げまんじゅうは地元の花岡製菓店が販売をしていましたが、店主の花岡利徳(はなおか・としのり)さんが高齢となったため2017年に閉店し、地元に愛された味も途絶えたかに思われました。しかし、「揚げまんじゅう」の復活を望む地域の人たちが多くいたことから、清水さんは有志とともに直接花岡さんからレシピを学んだということです。「地元の味」はこの様な経緯で復活し、3年前から地域のイベントで販売されるようになっています。
甘いものが大好きな子どもたちも揚げまんじゅうに夢中です。

(Q味はおいしいですか)
「おいしい」
「ドーナッツと同じ味がする」
(買い物客)
「たまたま今日やっていることを聞いて通りがかったので。昔懐かしいね」
(越知町地域おこし協力隊 清水香さん)
「花岡さんの揚げまんじゅうを食べたいという声が多かったので、皆さんの思い出の味にそえられるように頑張ろうと思って作っている。食べた時にその食べていた時のことを思い出しながら、食べてもらえたらうれしい」
復活した揚げまんじゅうは3月23日に佐川町の道の駅で数量限定で販売される予定です。















