能登半島地震の影響で2次避難をしている人は、今も5000人を超えています。避難が長引いた場合の働き先の確保が課題となっています。
記者
「地震で岸壁はガタガタに壊れてしまい、船も海底が隆起したことによって底をついてしまい、動かせなくなっています」
地震の爪痕が色濃く残る石川県輪島市の港。本来であれば、ズワイガニやタラの水揚げで年明けの輪島港は活気づいているはずでした。
漁師
「1か月半ぶりに様子を見に来た。(Q.今はどちらに?)今は福井のほう。ちょっとエンジンかかってよかった」
被災地の漁港は軒並み地震の被害を受け、きのうは能登で水揚げされた大量のブリが金沢港に運び込まれていました。
手際よく魚を仕分けする沖崎秀一さん。県漁協輪島支所の職員です。
県漁協輪島支所 沖崎秀一さん
「2次避難で結局、輪島戻っても、輪島の港があの状態やったら何も仕事にならんし、少しでも手当が付くのがここ」
沖崎さんは家族や親族ら14人で2次避難所となっている加賀市のホテルに避難していて、およそ1時間かけて金沢港に通っています。
現在、県漁協かなざわ総合市場では沖崎さんを含め、輪島支所の職員7人が働いています。
県漁協輪島支所 沖崎秀一さん
「輪島行ってみて先行きが不安なので、仕事していれば気も紛れるし」
観光客も多く訪れる金沢市の近江町市場の鮮魚店では通常、県産の地物がおよそ8割を占めていましたが、今は2割ほどに落ち込んでいるということです。
輪島へ帰りたくても帰れない。複雑な思いを抱えたままです。
県漁協輪島支所 沖崎秀一さん
「私は1回も他に出たことなくて、(輪島に)そのままいるので。今、漁師も収入が全然ない状態の人も結構いるので、私らは恵まれているほうじゃないかな」
2次避難が長引いた場合の働き口の確保も今後の課題となっています。
県漁協輪島支所 沖崎秀一さん
「一刻も早く復旧復興、それを望んでいます」
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