鹿児島市の公園マリンポートかごしまで、生後1か月半の赤ちゃんがベビーカーごと、池に転落した出来事がありました。救助を手助けした人たちは名前を告げず立ち去り、母親がSNSで情報提供を呼びかけていましたが、4日後に再会が叶いました。きっかけはSNSでの「パパ、ママへの批判」でした。

■1か月半の赤ちゃんが池に…その瞬間

(赤ちゃんの母親)「あの時、パニックでちゃんと顔も見てなかったんです」

パニックになるほどの出来事が起きたのは、2月4日昼すぎでした。市内に住む30代の夫婦は3人の子どもを連れて、マリンポートかごしまに散歩に訪れていました。

赤ちゃんが落ちた池

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近くのヘリポートに着陸したヘリコプターからの強風で、生後1か月半の赤ちゃんを乗せたべビーカーが目を離したすきに動き出し、そばの池に転落。父親がすぐに助け出したものの、赤ちゃんは全身が濡れて震えていたといいます。

近くにいた看護師や男性たちがパーカーを差し出して体を包むなど協力して手助けし、大事に至りませんでした。手助けした人たちは名前を告げず立ち去りました。