■名前も告げなかった人たち「お礼を言いたい」


『パーカーを返してお礼がしたい』 母親は、手助けしてくれた人たちをSNSで探し続け、8日に再会が叶いました。

■ヒーローと再会 クリーニング店も急いだ

左が大久保さん 右が宮路さん


現れたのは、ベビーカーの引き上げなどを手伝った宮路さんと、自分が羽織っていたパーカーを差し出した職場の後輩・大久保さんでした。

(母親)「ありがとうございました」
(宮路さん・大久保さん)「こちらこそ」
(母親)「すごくあたたかいパーカーだったので、くるんだおかげで、かぜもひかず無事だった」

(宮路さん)「後輩の上着があたたかそうだった」
(大久保さん)「『自分の上着があたたかいので』と、とっさに声をかけて、そのまま洋服を渡して『とりあえず子どもをくるんでください』と」


大久保さんの手元に戻ったパーカー。母親がクリーニング店に出した際、8日の再会には仕上がりが間に合わない予定でしたが、JNNのニュースなどで今回の救出劇を知った店の担当者が「コレ、赤ちゃんをくるんだパーカーだ…!」と気づき、仕上げを前倒ししてくれたそうです。