盛岡市保健所管内の2つの教育・保育施設で感染性胃腸炎が集団発生し、園児と職員合わせて37人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。今年度岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は55件(前年同時期82件)です。

盛岡市保健所によりますと、園児と職員合わせて100人未満が在籍する教育・保育施設で1月25日から2月6日にかけて、園児20人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。
また、園児と職員合わせて200人未満が在籍する教育・保育施設で1月25日から2月2日にかけて、園児15人と職員2人の合わせて17人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。
どちらの施設も重症者がいるとの報告はなく、症状のある人は回復または回復傾向にあるということです。
今年度盛岡市保健所管内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は25件(前年同時期21件)となりました。