前の年の同じ月と比べた中国の消費者物価指数が4か月連続でマイナスとなり、デフレへの懸念が高まっています。

中国の国家統計局は8日、1月の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べ0.8%下がったと発表しました。

食品価格がマイナス5.9%、なかでも食卓の中心とされる豚肉はマイナス17.3%と落ち込みが目立ちました。消費者物価指数の下落は4か月連続で、香港メディアによりますと、下落率は2009年9月以来の大きさとなったということです。

消費の低迷が影響しているとみられ、中国でデフレへの懸念が高まっています。