精神科専門医 田中氏:
強迫性障害の人には2種類パターンがあって、本人が自分でその強迫症状を行っている「自己完結型」と、例えば鍵の確認であっても2階の鍵は家族にお願いするとか他者を巻き込むタイプの「巻き込み型」があり、もちろん確認が1回で済めばそれで出かけられるので心配性の水準だと思いますが、本人が戻ってまた確認する、2階はまた家族に確認してもらうってなってくると、「強迫性障害巻き込み型」と言います。パターンによって家族の対応も変わってくると思います。
萩谷弁護士:
例えば家族から「病気だから病院行った方がいいんじゃないの」と言うことによって、本人は傷ついたり、「いや、病気じゃない」と思ったりするかもしれないんですけど、「巻き込み型」の場合は家族としてどう本人に話しかければいいでしょうか。