全日空は7日、東京・羽田空港とのと里山空港を結ぶ路線について、3月も週3往復の臨時便を運航すると発表しました。

のと里山空港は、能登半島地震で滑走路にひび割れや陥没などの被害が発生し、羽田空港との1日2往復の定期便は、地震発生直後から欠航となっています。その後、復旧工事が進み、航空機の離着陸が可能になったことから、1月27日から毎週火曜・木曜・土曜に1往復ずつ、週3往復の臨時便の運航が始まりました。

この臨時便について全日空は7日、空港へのアクセス状況などを踏まえて引き続き、3月28日まで週3往復の運航を継続すると発表しました。運航される曜日や時刻は現在と変わらず、毎週火曜・木曜・土曜に羽田空港・午前10時30分発、のと里山空港・午後1時50分発となります。

また全日空は、被災された方やその家族、2次避難される方、復旧活動へ従事する人などへ向け「能登復旧支援割」として、3月28日までの臨時便を対象に座席数限定で一部割引運賃の値下げを発表しました。ただし現地の受け入れ状況や交通事情などから、割引運賃のレジャー目的での利用は控えるよう呼びかけています。