自民党安倍派に所属していた高鳥修一衆議院議員が、政治資金収支報告書の不記載の件で道義的責任を取るとして、自民党新潟県連の会長を辞任する意向であることが分かりました。事務所が発表しました。7日午後4時から高鳥議員本人が記者会見を開き、説明するということです。
事務所によりますと、高鳥議員は、所属していた清和政策研究会(安倍派)のパーティー券を巡り、販売ノルマを超えた分をキックバックとして受け取っていました。

2018年からの5年間で544万円を受け取っていて、収支報告書に記載しておらず、その後収支報告書を訂正しました。不記載は、派閥からの指示だったとしています。

高鳥議員の事務所は不記載について「信頼関係から、すべての処理を会計責任者に一任していた。自身の監督責任については心からお詫び申し上げ、今後進退等については支援者と相談したいと思います」とコメントしていました。