三豊市の養鶏場で、高病原性の鳥インフルエンザの発生が確認されました。けさ(6日)からニワトリの殺処分などの防疫措置が行われています。
(茅原淳記者)「午前7時15分です。防疫措置のため防護服を着た県の職員が養鶏場に入っていきます」

高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された三豊市の養鶏場では、飼育されている7万羽と関連農場の4万羽の、あわせて約11万羽のニワトリの殺処分が、1日300人体制で行われています。午後からは国の疫学調査チームが現地に入り、感染源などについて調査しました。
香川県によりますと、この養鶏場では、通常1日平均10羽ほどのニワトリが死ぬということで、その2倍を超える日が出た場合、県などへ報告するよう指導を行ってきました。しかし先月31日から一日100羽を超えるニワトリが死んでいたもののおととい(4日)一日1000羽を超え、翌日のきのう、ようやく報告があったということです。
養鶏場では、きょう正午現在、約2万2000羽の殺処分が行われていて、香川県ではニワトリの殺処分を9日までに埋却を10日までに終える予定にしています。