石川・輪島市では6日、休校が続いていた7つの小中学校が再開されました。これで県内すべての児童、生徒が登校できるようになりました。

6日再開したのは輪島市内6つの小学校と輪島中学校で、一部避難所にもなっている輪島高校の空き教室を使って授業が行われます。地震で休校した県内の公立小中学校はこれですべて再開したことになります。6日朝は通学路で教職員が見守る中、保護者と一緒に登校する児童らの姿が多く見られました。

女子児童児童
「授業が楽しみ。図工したい」
「みんなでおしゃべりして一緒に遊びたい」


児童の保護者
「ほかの学校の子も集まるので友達増やしてもらえれば」


学校によりますと、6日は全児童587人のうちおよそ3割が登校したということです。

鳳至小学校・冨水聡校長
「みなさんの協力を得て子どもたちが集える、学べる場所が設定できたことをうれしく思う」「待っていたよ、一緒に頑張ろうねという言葉をかけていきたい」


学校では、当面の間心のケアを中心に友達との交流やカウンセリングなどが行われるということです。