三豊市の養鶏場で、高病原性の鳥インフルエンザの発生が確認され、けさ(6日)からニワトリの殺処分など、防疫措置が行われています。

(茅原淳記者)「午前7時15分です。防疫措置のため防護服を着た県の職員が養鶏場に入っていきます」

高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたのは、三豊市で採卵のためのニワトリを育てている養鶏場です。

きのう(5日)、養鶏場から「死ぬニワトリが増えている」連絡があり、遺伝子検査の結果、H5亜型の遺伝子が検出されました。

陽性が確認された養鶏場では、飼育されている7万羽と関連する農場の4万羽の、あわせて約11万羽のニワトリが殺処分されます。

また、半径10キロ以内にある85の養鶏場のニワトリとタマゴの移動・出荷が制限された他、周辺5か所に消毒ポイントが設置され、畜産関係の車両などの消毒が行われています。香川県ではニワトリの殺処分を9日までに、埋却を10日までに終える予定としています。