福岡県内のJRで5日架線などに飛来物が相次いで引っかかった影響により、大分県内も特急列車で運休が相次ぎました。

JR九州によりますと5日午前、北九州市のJR鹿児島本線で、パンタグラフや架線にビニールのようなものが引っかかっているのが相次いで見つかりました。撤去作業や安全確認が行われ、一部の区間で5時間以上運転を見合わせたということです。

この影響で鹿児島本線に接続する各路線でダイヤが乱れ、大分と博多を結ぶ日豊本線の特急ソニックでは18本が運休となったほか遅れも出ました。

(大阪から来た人)「午前10時の便に乗るつもりで来たら、運休になっていた。もう1泊こちらにいようと思っている」

JR九州によりますと飛来物はゴミ袋ぐらいの大きさの白い袋で、およそ3万5000人に影響が出たということです。