中小企業が抱える課題を解決しようと、九州経済産業局のサテライトオフィスが期間限定で5日から大分市に開設されました。
九州経済産業局では中小企業に国の支援策を知ってもらおうと、大分市に5日から9日までの5日間、別府市には7日と8日の2日間、サテライトオフィスを開設します。
会場では起業や後継者問題の相談にも応じていて、職員が商工団体の担当者らに補助事業について説明していました。こうした取り組みはこれまでに九州各地で実施されていますが、企業側からは人手不足や原材料費の高騰といった経営課題が多くきかれるということです。
県内ではここ数年、起業の件数が年間およそ600件にのぼっています。
(九州経済産業局・産業課 統括係長岡田宏一さん)「丁寧に説明し、展開の内容に応じて、国の支援策を有効に活用するように進めていきたら」
大分会場では6日スタートアップ企業の代表らによるトークイベントが開催されるなど、期間中は様々なプログラムが予定されています。