昔から提灯や行燈に張られていた和紙。灯りと相性のいい和紙の可能性を、現代的なランプや照明にも広げようと展示会が開かれています。和紙が織りなす柔らかな光の世界です。

鳥取県鳥取市のあおや和紙工房で開かれているのが、因州和紙あかり展です。
20回目の今年は、全国から60点の応募がありました。
あおや和紙工房 国森洋 館長
「大きな作品は少なかったんですけど、かなり精度の高い作品が集まりました。この展覧会を通じて和紙の可能性を感じていただければと思っています」
今年の大賞に選ばれたのは、埼玉県のURUWASHIさんの作品「明鏡止水」。
幾何学的に重なり合う和紙が幻想の世界を演出します。