任期満了に伴う新潟県出雲崎町長選挙で初当選を果たし、36年ぶりの新町長となった仙海直樹さんが5日、初登庁し「町民目線での行政運営を行う」と意気込みを語りました。
集まった職員に花束と拍手で出迎えられ初登庁した出雲崎町の仙海直樹 新町長。町議だった仙海町長は、全国の首長で最高齢だった90歳の小林則幸 前町長からバトンを引き継ぎました。

【出雲崎町 仙海直樹 新町長(52)】「小林前町長の36年間続いたバトンを引き継ぐわけなのでございますから、その責任の重さ非常に強く感じています」

仙海町長は職員への訓示で、「役所目線ではなく町民目線で仕事をしてほしい」と語りかけました。

【出雲崎町 仙海直樹 新町長】「36年ぶりに町長が交代をいたしました。皆さんからは思う存分やっていただきたいと思います。課題が山積すれば、その分可能性もたくさんあるということです」

地域の大きな課題である人口減少に歯止めをかけるため、地場産業の活性化を図り、雇用の創出につなげたいとしています。