中津市の神社で鎌倉時代から伝わる北原人形芝居が奉納され、多くの見物客が伝統芸能を楽しみました。

中津市の原田神社に伝わる北原人形芝居は県の無形民俗文化財に指定されている人形浄瑠璃です。4日は保存会のメンバー25人が翁渡など一幕およそ20分間の演目を上演し神社に奉納しました。また、地元の小学校に通う人形劇クラブの子どもたちも練習の成果を披露しました。去年は、新型コロナの影響で規模を縮小しての開催でしたが、今年は4年ぶりに5つの演目が披露され、見物客は歴史ある人形芝居を楽しみました。保存会では、「地域の伝統芸能を次の世代につなげていきたい」と話しています。