派閥の裏金事件を受け、自民党はきょうから裏金に関わった議員らへの聞き取りを始めました。対象はおよそ90人に上ると見られていますが、その実効性を疑問視する声も上がっています。
きょうの国会、会場が沸いたのは自民党の麻生副総裁に「おばさん」と呼ばれた上川外務大臣の答弁です。
立憲民主党 田島麻衣子 参院議員
「大臣は『おばさん』と年齢を揶揄するかのような発言および容姿を揶揄するかのような発言を公の場でされたことをどのように感じているか」
上川陽子 外務大臣
「使命感を持って『一意専心』、緒方貞子さんのように脇目も振らず、着実に努力を重ねていく考え。田島議員、ぜひWPS(女性・平和・安全保障)一緒に頑張りましょう」
質問した野党議員もこの表情。
一方、自民党の派閥の裏金事件をめぐっては厳しい追及が続きました。
共産党 田村智子 委員長
「総理、自民党国会議員の4分の1以上が関わった組織的犯罪について、その全容を洗いざらい明らかにすることは自民党総裁たるあなたの責任ではありませんか」
岸田総理
「関係者の聞き取りを行ってまいります。この聞き取りの進捗状況を踏まえながら、党として必要な説明責任を果たしてまいります」
その聞き取りがきょうから都内のホテルで始まりました。聞き取りは森山総務会長を中心に小渕選対委員長ら幹部6人が3つのチームに分かれ、弁護士も交えて対面形式で行われます。
対象は政治資金収支報告書に不記載があった安倍派や二階派の議員ら90人程度にのぼる予定で、▼派閥からキックバックを受け取った金額や使いみちのほか、▼収支報告書に記載しなかった経緯などについて確認し、来週中に取りまとめる方針です。
ただ、その実効性をめぐり、疑問視する声も…
立憲民主党 泉健太 代表
「議員が議員から聞き取るということであれば、いろんな忖度や遠慮が働くかもしれませんので。自民党のいまやっている調査、やろうとしてる調査を信頼に足るものなのかどうか、ぜひ国民の皆様にチェックしていただきたいと思っている」
こうした中、自民党が全ての議員を対象に裏金を受け取ったことがあるのかを確認するアンケートを実施する方針であることが新たに分かりました。
自民党は国民が納得する調査結果をまとめることが出来るのでしょうか。
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