JR東日本と山形県はきょう、4月から春の観光キャンペーンを協力して行うと発表しました。一過性では終わらないための取り組みも実施するとしています。

6年ぶりとなるJR東日本と県の共同観光キャンペーンは、今年4月1日から6月30日まで実施されます。

狙いは、来月デビューする山形新幹線つばさの新型車両・E8系の利用拡大と観光客の増加。

「心ほどけるやまがた」をキャッチフレーズに、食や温泉など6つのテーマを掲げてツアー商品などを販売するということです。

具体的には、つばさE8系の臨時列車を使った旅行商品を販売するほか、蔵王大露天風呂の夜間開放や山寺の早朝ハイキングなどの特別企画、ラーメン、そば、酒などの食もPRしていくとしました。

山形県・吉村 知事:「本県の魅力ある本物に触れてもらい、訪れた人にナチュラルな自分を取り戻してもらうキャンペーンにしていきたい」

また今回は、インバウンド需要を見込んだ海外インフルエンサーの活用、JRのICカード・スイカと県のチェリカの連携など、キャンペーン期間にとどまらず協力していくということです。

JRと県は、3月16日のE8系デビューの日に山形駅西口でラーメンとそばのイベントを開きキャンペーンに勢いをつけたいとしています。