そこでビックリマンが打ち出したのが、コラボ戦略。
「ももクロマン」「ワンピースマン」「スパイファミリーマン」など、若い層に人気のコンテンツと次々にコラボしたチョコを発売しました。

その結果、若い世代への認知が増し、今ではファンのうち若い世代の層が3~4割に。全体として大きく浮上し、人気を継続することができたのです。

今回、鬼太郎とビックリマンのコラボは、おととし、東京で行ったコラボイベントが大盛況だったことなどから、ロッテが展開する、「ビックリマン地方創生プロジェクト」の第2弾として実現しました。

ビックリマンの「責任者」、本原さんは、コンセプトが当初からブレなかったことが、人気であり続けた秘密ではと話します。

ロッテ マーケティング本部ブランド戦略部焼き菓子企画課 本原正明さん
「1977年の誕生以来、人をビックリさせる、ドッキリさせるということをコンセプトに届け続けてきました。地方創生コラボにしても、『そこがやるの?』という驚きを意識しています」
「ビックリマンのファンもゲゲゲの鬼太郎のファンも境港市に集まっていただいて、交流だったり地域の魅力を感じていただいて、家族の思い出も含めて感じていただける。そんな地方創生のプロジェクトになればいいなと思います」

驚きを届け続けてきた「ビックリマン」。鬼太郎とのコラボでも幅広い世代の人気を集めそうです。