近年、スギ花粉などの飛散量が増えていることを受けて、飛散量の表示方法が30年ぶりに改定されました。

日本花粉学会は、去年12月、スギとヒノキの飛散量の表示について、1日の1平方センチメートル当たりの飛散量が100個以上の「極めて多い」を追加し、これまでの4段階から5段階に変更しました。

近年、花粉の飛散量が増えていることを受けて30年ぶりに改定されたもので、環境省は飛散の予測を行う民間の気象会社などにもこの表示方法の活用を促しています。

飛散量が「極めて多い」日には屋外での活動を避け、テレワークの活用を検討してほしいとしています。

また、環境省などは、花粉症の症状を軽減するためには本格的な飛散開始の前に予防や治療を始めることが大切だと呼びかけています。