新潟市は2日、周辺整備を進めてきたJR新潟駅の新バスターミナルを3月に開業すると発表しました。新潟市の中原八一市長は、新潟駅南北の活性化に期待を寄せています。
在来線の全線高架化や駅前広場の整備などを進めてきたJR新潟駅。
新潟市は2日、新潟駅の新しいバスターミナルを3月31日(日)の始発から開業すると発表しました。乗り場は18番線まで、降り場は2か所だということです。

新しいバスターミナルは全線高架化した新潟駅の高架下を通り、階段やエスカレーターなどでJRの改札階と行き来ができることから、鉄道とバスの乗り換えがスムーズになります。また、高架下を通り新潟駅の万代口と南口を通行できるようになったことで、南北市街地の一体化につながるということです。
新潟市 中原八一 市長
「駅南北を縦貫するバスが運行されることによって利便性も向上するし、これまでは万代口(駅の北側)が中心だったが、今後は駅南側の地域にも活性化の期待を持つことができる」
新潟市は、新しいバスターミナルの開業を機に、さらに魅力ある街づくりを進めていきたいとしています。またバスターミナル開業前日の3月30日(土)には、開業記念式典を行う予定だということです。
