ロシアによる“子ども連れ去り”問題の解決を求める会議がラトビアで開かれ、ウクライナに帰国した子どもたちが自身の体験を語りました。
記者
「会議にはこの問題に取り組んでいるゼレンスキー大統領のオレナ夫人も参加しています」
“子ども連れ去り”問題の解決を求める会議は1日までの2日間、ラトビアの首都リガで開かれ、NGOの協力などでなんとか帰国を果たした子どもたちが壇上にあがり、自らの体験を語りました。
マリウポリ出身 イリヤ君(11)
「(入院先の)医者から『ウクライナに栄光あれ』ではなく、『ロシア連邦のウクライナに栄光あれ』と言いなさい、と言われました」
ハルキウ出身 ベロニカさん(14)
「(ロシアにいる子どもたちに)『世界に助けを求めて』と伝えたいです。きっと助かる道が開けるから」
ウクライナ政府によりますと、侵攻開始後、ロシア側に連れて行かれた子どもの数はおよそ2万人で、このうち帰国したのは2%に満たない388人にとどまっています。
注目の記事
博多名物「ゴマサバ」提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇””海流の変化”か

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると

「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台
