県内では、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの新規感染者数とが同時に増えていて、新潟県は「基本的な感染対策を徹底」するように呼び掛けました。

新潟県によりますと、1月22日からの1週間で確認された新型コロナウイルスの定点当たりの報告者数は前の週に比べておよそ1.5倍に増加。重症と中等症の患者の数は減少傾向にあります。
季節性インフルエンザもおよそ1.3倍となっています。

どちらも特に子どもの感染割合が増えていて、県内の小中学校と高校では、先週合わせて27校が休校などの臨時休業となりました。

今のところ、医療への負荷は大きくないということですが…

【新潟県感染症対策・薬務課 昆伸二課長】
「子どもから高齢者、一緒に住んでいるおじいちゃんやおばあちゃんに感染が広がると、ここから入院者が増えてきて、そうすると医療に大きな負担がかかっていくことがございます」

新潟県では『新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの感染対策は同じ』だとして、手洗いやアルコールなどでの消毒を徹底するように呼び掛けています。